累計23隻の中古船舶の提供実績
日本商店会では漁業支援の一環として被災地への「中古船舶の提供」を継続してきました。
2011年10月から2014年6月まで累計23隻の中古船舶をお届けしました。みなさまのご支援に心より感謝申し上げます。
これまでの支援について
中古船舶の提供が三陸新報に掲載されました。
【1隻目】2011.10.01
お届け先
南三陸町歌津館浜
費用
船舶購入費用:38万円 輸送費用:15万円
【2,3隻目】2011.10.10
お届け先
気仙沼
費用
船舶購入費用:36万円+15万円 輸送費用:10万円
レポート
気仙沼港は地盤沈下も激しく、まだまだ船を降ろせない状況です。おじいちゃんとおばあちゃんが出迎えてくれて、浜の仲間たちもドンドン集まって、みんなでトラックから船を降ろしました。 じいちゃんは船がよっぽど嬉しかったのか、僕らが帰るまで船から降りず・・・ 一生懸命エンジンをいじってました。
【4隻目】2011.12.03
お届け先
気仙沼
費用
船舶購入費用:38万円 輸送費用:15万円
レポート
気仙沼の階上地区だけで、千数百隻あった船が、今は百隻少しだそうです。岩手県、宮城県だけで、2万隻の大小の船が流出破損しているそうです。
【5,6隻目】2011.12.04
お届け先
石巻市雄勝
費用
船舶購入費用:20万円+15万円 輸送費用:10万円
レポート
雄勝町東部漁業組合では、150艇あった船が震災で3艇になってしまったそうです。船を注文しても来年の9月までは入庫しない・・・働きたくても働けない・・・ 漁に出たくても出れない・・・。皆様の気持ちが被災地を元気にします!
【7,8隻目】2012.03.11
お届け先
南三陸町田ノ浦漁港
費用
輸送費用:10万円
レポート
自宅と船を流された組合長・・・生活のために、家族を守るために、組合長は海をあきらめ陸に上がって生きていこうと、何度も悩んだそうです だけど、俺らは先祖代々、海に生かされてきた・・・ もう1度、故郷を復興させよう!! もう1度、海に帰ろう!! 『海に蓄えさせてもらったものを、海に返しただけだ・・・ またゼロから始めればイイ・・・』 その言葉に、涙がこぼれそうになりました。
【9,10隻目】2012.04.01
お届け先
石巻市北上町十三浜
費用
船舶購入費用:56万円 輸送費用:15万円
レポート
まだまだいたる所に爪痕が残っていて、ボランティアの方が掃除をしていました。 ワカメの収穫が忙しい漁師さんもいて、少しずつ動いていますが、 仕事ができない、船のない漁師さんがたくさんいて、 船を注文してもいつ来るかわからない状況だそうです。 1つの船でグループで共同作業している所が多いみたいです。
【11隻目】2012.08.27
お届け先
南三陸町天王山
費用
船舶購入費用:(修理)3万6千円 輸送費用:10万円
【12,13隻目】2012.08.27
お届け先
南三陸町天王山
費用
輸送費用:10万円
【14,15隻目】2012.10.08
お届け先
南三陸町
費用
船舶購入費用:41万円 輸送費用:10万円
【16隻目】2013.04.25
お届け先
南三陸町
費用
船舶購入費用:(修理)6万円 輸送費用:10万円
レポート
今回お渡ししたのは、南三陸の千葉さま。4人の親族を津波で亡くし、実家も流されたなか今回の船舶の提供で「夢が叶う」と仰って頂きました。これから息子さんが船舶の免許を取得されるようで二人で海へ出て「みんなが集まれるように、小さくてもいいから実家を建て直したい」と仰っていました。
【17隻目】2013.08.29
お届け先
気仙沼市唐桑町
費用
船舶購入費用:36万円 輸送費用:10万円
【18隻目】2013.11.04
お届け先
宮城県宮城郡七ヶ浜町
費用
船舶購入費用:10万円 輸送費用:10万円
【19隻目】2014.04.25
お届け先
南三陸
費用
船舶購入費用:50万円 輸送費用:10万円
レポート
地元の方から「最近は、自治体からきていた仕事もなくなった。女性達も何も仕事がなくても、家にいるよりは、と毎日集まっている。今一番欲しいのは仕事。」そんな状況を教えて頂きました。
【20,21隻目】2014.05.12
お届け先
南三陸
費用
船舶購入費用:50万円 輸送費用:10万円
【22隻目】2014.05.19
お届け先
南三陸
費用
船舶購入費用:30万円 輸送費用:10万円
【23隻目】2014.06.02
お届け先
南三陸
費用
船舶購入費用:(修理)3万円 輸送費用:10万円
レポート
今回の船舶は、会員の鈴木塗装鈴木さんの全面協力のもと、塗装をかけてお渡ししました。新品同様の輝きにとても喜んでいただきました。