2016年9月18日、すみだリバーサイドホールにて当会6周年イベント「本物」を300人超の満員御礼で開催することができました。ご参加いただいたみなさま、告知にご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
WBCライトフライ級前チャンピオン木村悠さま
応援されることが1番の力になった
サラリーマンとして働きながらの世界チャンピオンへの挑戦。ようやくつかんだ世界戦の対戦相手は、当時最強と言われていた選手。専門誌でもインターネットでも圧倒的不利な評価。それでもこれまで応援してきてくれた方の顔を思い出して、その恩返しとして、自分ができることに集中した。ようやくつかんだ世界タイトル。恩返しできたことの嬉しさで涙が止まらなかった。応援されることが一番の力になることを教えてもらったことに感謝したい。
石坂産業株式会社 代表取締役 石坂典子さま
ヌード写真を片付けるところから始まった会社再建の道
父がつくった産業廃棄物処理会社。ダイオキシン問題で業界が大揺れし、地域でも悪者扱い。当然社員のモチベーションも低い。そんななか父から社長を引き継いだ。前社長の娘とはいえ若い女の子がとつぜん仕切り出すことに当然社員は猛反発。あいさつしない、ごみ片付けない。社長としての仕事はまずロッカーのヌード写真を片付けることから始まった。あれから一個ずつ問題を乗り越え、ようやく地域に認められる会社になってきた。
中央タクシー株式会社 会長 宇都宮恒久さま
大嫌いだった忘年会が一番の楽しみに
創業した当時ドライバーのモラルがとても低かった。忘年会は社長の自分が目の前にいるのに会社の文句や愚痴ばかり。忘年会が大嫌いだった。これではダメだと、経験者の採用をやめ未経験者のみを採用し、さまざまな取り組みを続けて20年ほどたったころから、会社の空気が少しずつ変わってきた。いまでは忘年会が楽しみなイベント。同業者がどんどん廃業していくなか、お客さまに指名してもらえる増収増益ができる会社になった。ほんとうにありがたい。